JACK Library
ameba JACK

「人を変えることは絶対にできません。」

人を変えようと努力する種まきをしたことがなければ、この言葉をそのまま受け取ることはできないかと思います。

ただ、厳然とした事実として、自分自身を変えることは、自分の行為を変えていけば済むので、とても簡単です。

でも、人を変えることは決してできないのです。




これを因果の道理の観点から説明していきます。

因果の道理とは原因・結果の法則のことです。

蒔いた種は生える。逆に、蒔かぬ種は生えぬということです。

因果の道理を細分化すると、因・縁・果の法則となります。

因は、直接原因。
縁は、間接原因。
果は、結果。

つまり、一つの結果を生じせしめているのは、直接原因と間接原因が存在すると言うことです。

たとえば、ここにヒマワリの種があるとします。

このたねを鉄板の上に放置しておいても、芽は出ません。

ヒマワリの種を、土の中に埋めて、十分な養分・空気・水・日光その他のさまざまな環境のおかげで芽が出ます。

ここで、ヒマワリの種が、芽を出すという結果には、因と縁が存在することになります。

つまり、直接原因である因は、ヒマワリの種です。

土・養分・空気・水・日光その他の環境が間接原因である縁です。(芽が出ると言う結果を生じせしめると言う意味で、「良縁」といいます。)

決して、鉄板の上に放置したままでは芽が出ると言う結果は生じせしめないということです。(芽が出ると言う結果を生じせしめないと言う意味で、「悪縁」といいます。)




これと同じことが、「自分を変えること」や「人を変えること」にも当てはまります。

まず、自分を変えること。

自分を変えるのは、いうまでもありませんが、「自分を変えたい」という自分自身の思いに直接原因があります。

この自分自身の思いに、素晴らしい人との出会い・素晴らしい教えや学びとの出会い・自分を変えたいと思うような劇的な出来事などの様々な縁によってはじめて、自分自身を変えると言う結果を生じせしめます。

つまり、自分を変えると言う結果には、自分自身の思いと言う直接原因に、さまざまな人や出来事といった縁(間接原因)が相まって生まれると言うことです。

自分を変えたければ、自分をよい方向に変えてくれる良縁を選び取り、逆に自分の望まない悪縁からは遠ざかるようにすればよいのでとても簡単です。

これは、重要なことですよ。自分を変えることはとっても簡単なんです。

これを知っておくだけでも、ものすごいパラダイムシフトが起きることでしょう。




ここまで、ご理解いただいた前提で、次に「人を変えること」について、因縁果の道理を当てはめていきます。

ここで、人と言うのは、自分以外の他人を指します。

自分以外の他人の「自分を変えたい」という思いが直接原因となります。

その直接原因に、あなたや別の人との素晴らしい出会いや自分を変えたいと思うような出来事などが相まって、その人が変わると言う結果を生じせしめます。

つまり、その人が「自分が変わりたい」と思わなければ、決してその人を変えることはできないということです。

ここが重要なポイントとなります。

この場合、あなたは、縁にしかなりえないということなんです。

だから、あなたが知っておくべきことは、その人を変えることは絶対にできないという事実です。

もし、その人が変わることがあるとすれば、それは、その人が変わりたいと望んでいて、あなたや他の人たちがよい縁となって変わることしかありえません。

根本原因が、その人の思いにあることを知っておくことがとても重要なことです。



これらは、因縁果の道理を活用して、「人を変えることは絶対にできない。」という事実を説明してまいりました。

まずは、この因果の道理をしっかりと知識として理解することから始まります。

最初は、知識として理解したことと、実際の行動とのギャップで、周りから非難の目でみられることもあるかもしれません。

でも、そんなことであきらめないでください。

ただ、一つ言えることは、人を変えようと強い姿勢で臨み、よい方向に導こうと努力してみなければ、この因縁果の道理を体感することは決してできないということです。

≪職業・メンター≫JACK

コメントは、受け付けていません.